2010年 12月 06日
オカトラノオの育て方 |
先日作った寄せ植えのお手入れ方法です。
オカトラノオの育て方をヤサシイエンゲイのHPより引用させていただきました。
白い花を尻尾に見立てた
オカトラノオ(丘虎の尾)
科名:サクラソウ科
学名:Lysimachia clethroides
原産地:日本 中国 朝鮮半島
草丈:50cm-1m
主な開花期:7月-8月
難易度 (やさしい)
耐寒性 (つよい)
耐暑性 (ふつう)
オカトラノオ(丘虎の尾)とは
日本、韓国、中国など東アジアに分布する毎年花を咲かせるサクラソウ科リシマキア属※1の草花です。
日本では日当たりのよい山すその草原などで群生している様子を普通に見られる野草です。
茎は枝分かれせずにまっすぐ伸びて高さは1mに達します。
花の咲く時期はおもに夏で、白い小花を密に付けて房状の花穂をつくります。
花穂は直立せずにくにゃりと曲がった姿になり、その様子を虎の尻尾に見立ててオカトラノオの名前があります※2。
秋になると葉が紅葉して茎葉が枯れ、冬は根の状態で越します。
近い仲間に花がまばらで花穂が立ち上がり湿地などに生えるヌマトラノオ、オカトラノオとヌマトラノオの雑種イヌトラノオなどが知られています。
※1 リシマキア属は世界の温帯・亜熱帯に160種前後が知られ、日本ではそのうちおよそ15種が分布します。
※2 イギリスでは、この花穂の姿を「グーズネック(ガチョウの首のよう)」と表現するそうです。ちなみにイギリスでオカトラノオが紹介されたのは18世紀の後半です。
<日当たり・置き場所>
木漏れ日の当たるような明るい日陰で湿り気のある土壌が適しています。
平地で直射日光の当たる場所では乾きすぎるので良くないです。
<水やり・肥料>
や湿気の多い環境でよく育ち、強い乾燥は苦手です。
鉢植えの場合、水切れさせないように土の表面が乾いてきたらたっぷりと与えます。
肥料はとくに与えなくてもよく育ちます。
<かかりやすい病気・害虫>
特に見られません。
<植え替え・用土>
湿り気のある土を好みます。
地植えにする場合、水もちが悪いときは腐葉土を混ぜ込んでおき保水性を高めておきます。
地下茎が伸びてよくふえるので、鉢植えの場合鉢の中が根でいっぱいになったら株分けを兼ねて植え替えを行います。
適期は春です。
<ふやし方>
春か秋に株分けやさし芽ふやすことができます。
<手入れ>
秋に紅葉した後、茎葉が枯れますが植物自体が枯れるわけではなく、根が生きていてその状態で冬を越し、春になると芽を出します。
茎葉が枯れたら地際で切り戻しておきましょう。
<その他注意事項 ポイント>
花姿は清楚ですが繁殖力は非常に旺盛で、いったん根付いてしまうとあまり手間のかからない植物です。
根をがっちりと地に下ろすので傾斜のある場所の土留めとしても利用できます。
地下茎をぐんぐん伸ばして芽を出し群生します。
逆にふえすぎて他の植物の場所を浸食していくこともあります。
日射しが充分確保できない半日陰の庭にも適しているのですが、地に下ろす場合は注意が必要です(根張りが強いので、抜きにくい)。
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オカトラノオの育て方をヤサシイエンゲイのHPより引用させていただきました。
白い花を尻尾に見立てた
オカトラノオ(丘虎の尾)
科名:サクラソウ科
学名:Lysimachia clethroides
原産地:日本 中国 朝鮮半島
草丈:50cm-1m
主な開花期:7月-8月
難易度 (やさしい)
耐寒性 (つよい)
耐暑性 (ふつう)
オカトラノオ(丘虎の尾)とは
日本、韓国、中国など東アジアに分布する毎年花を咲かせるサクラソウ科リシマキア属※1の草花です。
日本では日当たりのよい山すその草原などで群生している様子を普通に見られる野草です。
茎は枝分かれせずにまっすぐ伸びて高さは1mに達します。
花の咲く時期はおもに夏で、白い小花を密に付けて房状の花穂をつくります。
花穂は直立せずにくにゃりと曲がった姿になり、その様子を虎の尻尾に見立ててオカトラノオの名前があります※2。
秋になると葉が紅葉して茎葉が枯れ、冬は根の状態で越します。
近い仲間に花がまばらで花穂が立ち上がり湿地などに生えるヌマトラノオ、オカトラノオとヌマトラノオの雑種イヌトラノオなどが知られています。
※1 リシマキア属は世界の温帯・亜熱帯に160種前後が知られ、日本ではそのうちおよそ15種が分布します。
※2 イギリスでは、この花穂の姿を「グーズネック(ガチョウの首のよう)」と表現するそうです。ちなみにイギリスでオカトラノオが紹介されたのは18世紀の後半です。
<日当たり・置き場所>
木漏れ日の当たるような明るい日陰で湿り気のある土壌が適しています。
平地で直射日光の当たる場所では乾きすぎるので良くないです。
<水やり・肥料>
や湿気の多い環境でよく育ち、強い乾燥は苦手です。
鉢植えの場合、水切れさせないように土の表面が乾いてきたらたっぷりと与えます。
肥料はとくに与えなくてもよく育ちます。
<かかりやすい病気・害虫>
特に見られません。
<植え替え・用土>
湿り気のある土を好みます。
地植えにする場合、水もちが悪いときは腐葉土を混ぜ込んでおき保水性を高めておきます。
地下茎が伸びてよくふえるので、鉢植えの場合鉢の中が根でいっぱいになったら株分けを兼ねて植え替えを行います。
適期は春です。
<ふやし方>
春か秋に株分けやさし芽ふやすことができます。
<手入れ>
秋に紅葉した後、茎葉が枯れますが植物自体が枯れるわけではなく、根が生きていてその状態で冬を越し、春になると芽を出します。
茎葉が枯れたら地際で切り戻しておきましょう。
<その他注意事項 ポイント>
花姿は清楚ですが繁殖力は非常に旺盛で、いったん根付いてしまうとあまり手間のかからない植物です。
根をがっちりと地に下ろすので傾斜のある場所の土留めとしても利用できます。
地下茎をぐんぐん伸ばして芽を出し群生します。
逆にふえすぎて他の植物の場所を浸食していくこともあります。
日射しが充分確保できない半日陰の庭にも適しているのですが、地に下ろす場合は注意が必要です(根張りが強いので、抜きにくい)。
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by veranda-gardening
| 2010-12-06 16:49
| veranda